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SNSの弊害【なぜ増えるタレントの「神対応」 写真&サインNGの場合も】

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神対応の元祖といえば、明石家さんま氏であろう。
豆に対応するので、他の芸人さんから苦情が出るほど、全力で対応するらしい。
さんま氏の場合、握手やサインを断ること自体、ストレスを感じるからやっているという趣旨の発言をされていた。
まあ、それだったら、どうぞご自由に…である。
しかし、どうして、誰もが芸能人に出会ったら握手やサイン、今だったらスマホでパシャリしたいのだろう?
正直、テレビの中で観るだけで十分と思っている小生としては、彼らの行動を理解できないでいる。
そういえば、ライブなるものにも行ったことはない。
会場でみんなと一体感になれる!
とのたまう輩がいるが、どうして一体にならなければならないのかが、そもそも分からない。
個人で楽しむという方法を許容しないというのは、個人の尊厳を著しく傷つけるものである。
話がそれたが、握手やサインなどを求める傾向の人間には、みんなも同じことをやっているからOK!という思考になっている。
その思考を、プライベートの芸能人にも押し付けるという暴挙に出るのが、ファンだと偽る心ない人間たちの常套手段だ!
口を開けば、
「ファンなんです!握手してください!!」
「写真お願いします!」
「サ、サインください!」
などなど、何の羞恥心もなく、心の玄関に土足でドカドカと侵入していく。
もはや無法地帯である。
そこには警察も行政も何もしてくれない恐怖の空間なので、芸能人は暴徒と化した偽りのファンの言うことに、ただただ従うしか生き残る術がないのである。
つまり、暴徒と化した偽りファンの言うことを素直に聞くのが、神対応の本質なのだ!
神対応にも2種類あって、前述したさんま氏のように好きでやっているパターンと、内心ではイヤイヤやっているパターンである。
好きでやっている分には全然良いのだが、嫌いでやっているのであれば、いつしか精神を病み、死に至る可能性も出てくる。
そうならないためには、休日は外に出ないという選択しかない。
ということを考えると、芸能人も売れたら売れたで、大変な商売だなと同情を禁じ得なくなってくる。
おまけに、先の未来の保障も何もないあやふやな職業であることを思うと、ギャラが高くても許せてくる。
なんにせよ、売れている芸能人のみなさんは、今後も精神をすり減らしながら、頑張ってもらいたいものである。
ちなみに、なぜ増えるタレントの「神対応」への答えは、神対応」をするタレントが増えているのは無自覚なファンがそうさせているのである。