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新型コロナウイルスの基本方針は国民の生命を蔑ろにした愚策である

政府は25日、「新型コロナウイルス」の感染拡大を防ぐため、症状が軽い場合は自宅で療養を求めるなど、国民がとるべき行動などを盛り込んだ対策の「基本方針」を決定した。
具体的には、国民に冷静な対応を促し、発熱などの風邪の症状がある場合は仕事を休み、外出をひかえたり、企業などに対して時差出勤やテレワークを強く呼びかけたりしている。
また、地域で患者が大幅に増えた場合は、一般の医療機関でも感染が疑われる患者を受け入れるとし、症状が軽い人は、まずは自宅で療養するよう求めている。
イベントの開催については、一律自粛することは要請しないものの、集団感染がある地域ではイベントの自粛を検討することを求めている。

ということなのだが、あまりにも無責任な方針である。
玉虫色の判断。
遅いし弱すぎる指示。
環境を避ける、なんて指示をするのなら、一週間会社は休みや学校の休校の指示をする方が極端ではあるが効果はある。
ある程度の反論はもちろんとして、そのくらい思い切った舵を切るべき。

非常に残念というか、怒りがわいてくる。

2月21日には、稲田さんのお誕生日会に、首相が出席されたようだが、普通の感覚ではない。
亡くなってる方に、お悔やみ申すと言って、誕生日会に出るという感覚…。
一国のトップの行動か?
信じられない。

もしかしたら、政府の無策は、高齢者人口を減らすのが目的ではないか?

そうとられかねない内容を要約すれば、ウイルスの封じ込めをあきらめ、重症患者だけ治療するというのが基本方針だからだ。
多くの国民も納得しないと思うが、ウイルスの封じ込めを企図している諸外国は納得するだろうか?
日本は孤立するのでは?

まさに史上最悪の危機対応である。
政府は責任を取りたくない、医療界は患者を受け入れたくない、だから「家で休んでいてください」ということになったのだろう。
感染拡大を防止しよう、国民の生命を一つでも多く守ろうという考えは全くないことがよくわかる。

本当に具体性なし。
酷すぎる!

病院に来るなということは、検査をしない=感染者数が増えない、を狙った悪質な情報操作を狙っているのだろう。
そこまでしてオリンピックを開催したいのだろうか?
経済やインバウンド効果優先なのだろうか?
国民の苦しみや痛みに寄り添えないなら、政治家なんていらないでしょう!

20%もの人が肺炎で重症化するにもかかわらず、専門家会議ではなぜ、PCR検査のキャパシティーの拡大に触れないのか?
これこそ、今、多くの国民が疑問に思い、最も困っている問題だろう。
基本方針の発表の直前に、厚労大臣がPCR検査に保険適用を検討すると発表したが、いまだに検査のキャパシティーを増やすとは一言も言っていない。
国民の目を検査キャパシティー問題からそらすことだけが目的のリップサービスだったのだろう。
真偽は不明たが、政権与党の一部が、「検査を増やすな」と厚労省に圧力をかけているとの話もある。仮に、これが事実だとすると、政権与党は莫大なつけを払わされることになるだろう。

本当にこれが基本方針か?
これでは国民は安心できない。
福島原発より対応が鈍い!

要は、企業に丸投げ、教育委員会に丸投げ、そして医療の現場に丸投げで政府が決めたことは、今後 コロナの検査や治療には、負担をしてもらうという事なのだろう。
コロナ対策は後手後手なのに、お金を取る算段だけは先手先手。

こんなことでは、感染拡大を防ぐことも、国民の生命を守ることはできない。
移動制限をする、経済活動の制限、それらの影響による賃金保証を打ち出しさえすれば、国民は安心する。
政府は、今すぐにでもこの提言を実行してほしい。