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運勢が良ければ流れにのるべきである【滝沢秀明社長の “改革” は失敗か、「力不足のJr.」と「セクゾへの冷遇」】

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ジャニー喜多川氏から引き継いだばかりで、成功か失敗かを論ずるのは早計である。
滝沢氏を擁護するつもりはないのだが、人気タレントを抱えた中で、若いなりに頑張っているのではないか。
若さゆえ、力を入れるところの配分が間違っているということもあるかもしれないが、概ね成功しているように思う。
おそらく滝沢氏の中に懸念材料があって、現時点で最も勢いのあるグループを成長、またはデビューさせることが至上命題と考えていると、小生は推察する。
SMAP解散に始まり、の活動休止の流れにある中、確実にジャニーズが衰退している途上にあることは誰の目からも明らかであるので、既存のグループを強化するのではなく、新規のグループを作ることで活路を見出そうとしているのだろう。
そして、その戦略は概ね正しいと考える。
つまり、既存のグループばかりに偏重していると、新規のグループが育ちにくい環境となって、ジャニーズの経営自体が尻すぼみになる可能性が高かったのだ。
1970年代のジャニーズは隆盛を極め、数々の人気アイドルを輩出していた。
それは1980年代に入っても続き、1990年代を目前に光ゲンジという化け物グループが誕生した。
その後、SMAPが1990年代の中盤に出現し、そして、2000年代目前に圧倒的なまでの人気を誇るが現出したのである。
それ以降も数多くのグループを輩出してきたジャニーズであったが、以降、実は突き抜けるほどのアイドルグループは現れていない。
突き抜けるアイドルグループが出ていないだけで、それなりのアイドルグループという意味で、全く人気がないというわけではないのであしからず。
もちろん、に匹敵するかもしれないアイドルグループはいたであるが、道半ばで衰退、または衰退の途上にある人気グループもいることは、みなさんもご存知だろう。
だから、新規マーケットの拡大ができなかったこの数十年は、SMAPにおんぶに抱っこ状態だったわけである。
しかし、嵐の活動もいよいよ2020年には停止する中、急がなければならないのは、新規の人気アイドルグループを作ることである。
そんな中現れたのがKing&Princeなのであった。
滝沢氏が直接関与していたわけではないだろうが、King&Princeが台頭してきたことは、滝沢氏はもとよりジャニーズとしても渡りに船であったことだろう。
King&Princeが出てこなければ、ジャニーズの経営自体、厳しいものになっていたことは容易に推察できる。
まさに、ピンチのときにチャンスありである。
すばやくSnоw Man・SixTONESの二組のグループのデビューを決めたところに、滝沢氏の慧眼の素晴らしさがある。
この二組は確かに人気も高く成功する可能性は高いだろう。
今後はKing&Princeを軸にして、Snоw Man・SixTONESを成長させつつ、ジャニーズJr.を再教育すればよい。
不適格な因子は早く処分することを滝沢氏にはおススメするが、滝沢氏にそれができるかどうかで、今後のジャニーズの命運は決まるだろう。
なぜなら不適格な因子という存在は、後々に禍根を残すことが多いからである。
Sexy Zоneについては判断が分かれるところだが、結果が出ていなければ解散するとか、退所を促して、別の道を提示するなどの措置も必要となってくるだろう。
流れの悪いときに何をやっても上手くいかないし、そこから再び爆発的な人気を勝ち取ることは難しいからだ。
2000年代以降は、アイドルの長寿化傾向にあったが、これからは再び回転を速くして、ぞくぞくと新しいアイドルグループが出てくると小生は予測する。
おそらく滝沢氏も同様の事を考えているのではないだろうか。
滝沢氏は運が良い人である。
そして、勢いがあるので時流に乗りかけていることは確かだ。
ジャニーズが衰退することは、小生も関与しているビジネスが苦しくなるので、ぜひとも滝沢氏にはガンバってもらいた!